ちょっと危険な時事評論「スカ犬の遠吠え」を軸に、バンド活動を語る「スカッとロックバンド」、食とレストランを斬る「スカスカのごはん」と多彩な内容です。「スカ引きの人生」を送るアホ中年に幸あれ!
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八重桜


 あっと小さく声をあげながらも、あらがいもせずにしなだれかってきた。とても柔らかだけども、みっしりと重量感のある素晴らしい身体だ。俺は思わず強く抱きしめるた。彼女は俺の胸に顔を伏せてあえいでいたが、しばらくすると顔をもたげて上目づかいで俺を見た。少し面長だが色白で美しい彼女の顔は上気してもう桜色である。
 「八重子さん、こんなところで君に会えるなんて、うれしいよ。」
 そう囁く俺に、彼女はぽっちゃりと肉付きの良い唇を半開きにして俺を誘うではないか。願ってもないこと、俺はしゃにむに口を寄せた。
 「(ガツンッ!)… あいててて!?」
 柔らかく湿った唇の接触を思い描いたその刹那、俺は衝撃と痛みを覚えて彼女を放り出した。なんてこった、唇よりも、さらに鼻よりも先に俺に接触したのは、彼女の突き出た前歯だったのである。すっかり意気消沈してしまった俺は、しかたなく高校時代の思い出話でお茶を濁して立ち去ったのだった。さすがに八重桜、花より先に葉が出てるっつーわけだ。はいおあとがよろしいようで。チャンチャン。

※この話は写真の八重桜(城北通・コーナン前)を見ながら妄想しました。高校の同級生に『八重子』がいたので彼女をイメージした(もちろん32年前の)。ちなみに彼女は出っ歯ではなく、チューどころか手も握ったことすらありませんが。どうしてるかな大岩さん。
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Author:スカドッグ
謎(ウソ・バレバレ)の中年男。スカドッグの名のいわれはギター弾きならわかるよね。スカイドッグみたく天空までは昇れずスカッとコケます。

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